夢見がちな人生
生まれた時から夢見がちな人間でした。
お金がないのに「あれ欲しい、これ欲しい」と呟きまくる人生。
きっと買える、とか借金して買っていたとか、今なら猛省できます。
いつか、いつか有名になって一旗揚げてやると思っていた35歳付近。
こんな本と出会ました。
この本読んで、自分がイタイといういうことにやっと気付きました。
それまで気づかなかった不思議。
いや、歌手になろうなんて思ってはいなかった(そこじゃない)。
でも、何かにはなれると思い込んでいました。
それは今でもあんま変わってないんだけど。
で、昨日自分の思考をまとめていたら、出てきたフレーズが、
「私は夢見がち」
でした。
そっか、夢見がちだったか。確かに確かに。
今でも頑張ればバーキン買えると思っているし、痩せたら美人になると思い込んでいるし、今は軽自動車に乗っているけどいつかは普通車のオープンカーが買えると思っています。
憧れの生活と現実の解離も甚だしい。
今ならね、こう自分でツッコミ入れつつ、半分くらい叶わないよ、ってわかっているんだけど
もう半分の私はきっと叶う、って信じちゃってる。
白馬の王子さまは現れるとも思っていた(過去形)。
現実見たら、王子さまではないけど、ノリで結婚できた。
家事が苦手な私に優しい。ルンバも買ってくれたし、アイロンは自分でかけてくれるし、休日はご飯も作ってくれる。
いや、それって王子さまレベルかも。
現代の自立した王子さま。
まあそれはともかく、私は昔も今も夢見がちだ。
でも夢見がちながら、昔からの夢をちょっとずつ叶えている。
洋服が作れたらいいのに、と思って洋裁教室に通ったり、イラレやフォトショがいじれるようになりたいと思っていたら職業訓練校で学べて、たまたま空いていたインハウスデザイナーで働けた。
なんだ、夢って少しずつ叶うじゃない、と思っている。
もちろんそれなりの努力はしてますよ。
実家で横になってポテチ食べながら「夢って叶わないのかなあ」なんて思っていた過去もあったけどね。
自分の向かう方向で自分の人生を切り開いていく、やっと40歳を過ぎてわかってきた。
後20年若かったらもっとやれたのに。
そのころは男に夢中で、それどころではなかった。
何もしないままでは、「いつか」はこない。
とりあえず、スマホなりパソコンなり開いて、今やりたいと思っていることを検索してみて。
意外と近くに、とか通える範囲で夢が叶うかもしれない。
今の時代にはオンラインで学べることもあるし。
何かのチャンスが近くにあるかもよ。
私は夢見がちで反省することはあっても後悔はしない。
そりゃ親や王子さま(旦那)には迷惑かけたけど、学習して二度としなければいいのだから。
クレカ禁止、メインバンクの通帳とキャッシュカード取り上げられて
お小遣い2万しかないけど、私はそれでも夢を見る。
いつか、お金持ちになれると思っている。
お金持ちの概念わからないんだけど笑。
夢は絶対叶う、とは言わない。
けど結構近くまでは行けると思う。
だから私は今日も夢を見る。